暮らしやすい家具収納と造作収納のバランス
皆様、こんにちは。エヌテックです。
家づくりの際に欠かせない収納計画。
収納が足りないと物があふれ、使いにくい収納はデッドスペースになってしまいます。収納スペースをたくさん設けたいという方は多いですが、ただ収納量を確保すればいいというわけではなく、「必要な場所に必要な量だけ」が大切です。

今回は「家具収納」と「造作収納」の特徴を比較しながら、収納計画のコツをお伝えします。
家具収納
市販の収納家具や既製のシステム収納を使ってスペースを確保する方法。
好きなデザイン・ブランドを選べて、自由にレイアウトの変更が可能なメリットがあります。一方で配置によっては部屋の使い勝手が悪くなる点には注意が必要です。

造作収納
建築時に現場で施工する造り付けの収納。
こちらは、間取りにフィットして空間に統一感を持たせることができます。可変性が低いので、事前の収納計画がとても大切です。

それぞれ特徴がありますが、おすすめは収納力と空間美が魅力の造作収納を設けて、インテリアのアクセントとなる収納家具を置くといった組み合わせです。
例えば、
・寝室に造作クローゼット+サイドチェスト
・LDKに造作収納+収納家具
・キッチンに造作収納+パントリーの可動棚で自由にカスタム



家づくりにおいて、モノの居場所をつくってあげることは、家族の動線と習慣を支える大切な基盤となります。初期段階からしっかり計画しておくことで、ストレスのない快適な毎日を送ることができます。
暮らしに合った収納のかたちを、ぜひじっくり考えてみてくださいね。
