建築と暮らしとが調和した職人技の光る家〜広島市南区･F様邸〜

皆様、こんにちは。エヌテックです。
エヌテックが手掛けた施工事例のご紹介、第2回目は「建築と暮らしとが調和した職人技の光る家」、広島市南区のF様邸です。

F様のご希望は敷地面積約20坪の狭小地に建つ2階建て住宅を、お母様も一緒に暮らせる2世帯住宅に建て替えることでした。

ご提案したのはSE構法による3階建て住宅。二世帯の暮らしをつなぐためLDKを2階に配置し、バルコニーをL字型に囲うことで空間の認識が外へと広がるプランです。リビングには小上がりの畳コーナーを配置し、畳でもソファーでもゆっくりとくつろぐことが可能です。

また、ミニチュア・ダックスフントと一緒に暮らすF様のために、キッチン横に造作したダイニングカウンターの下をワンちゃんスペースとしても活用。構造計算されたSE構法のお住まいなので地震対策は万全ですが、カウンターの下が居場所となることでワンちゃんにとっても落下物の心配の無い安心・安全な居場所となりました。

建物の耐震性能以外に、住宅で使用される素材にもこだわったF様。目や手に触れやすい1階の外壁にはそとん壁という左官材料を使用。床はチークの無垢フローリングで、3階寝室と書斎はレッドシダー貼りの天井です。念願だった組子格子の木製建具もオーダーいただき、既製品で使い勝手の良いキッチンを造作家具で覆うなど、選び抜いた高品質な素材を、職人技で丁寧に納める仕事に多くのご満足をいただきました。