皆様、こんにちは。エヌテックです。

乾燥する季節がやってきました。
日本では夏は高温多湿、冬は低温乾燥になり、
冬は温度以上に寒さを感じたり体調を崩しやすい季節です。

湿度管理をして、お肌の乾燥やウイルスに負けない冬を過ごしましょう。

そもそも、冬はどうしてこんなに乾燥するのでしょうか？

空気中に含むことができる水蒸気の量（飽和水蒸気量）は、
温度が高くなるほど多くなり、低くなるほど少なくなります。
なので、暖房などで部屋を暖めると、
空気中の水分量は変化しないまま、温度だけが上がります。
温度が高くなることで飽和水蒸気量が多くなり、
その結果湿度が低下してしまいます。

冬に家の中を快適な空間にするためには、
温度と湿度のどちらも調整する事が大切なのです。

湿度を上げる方法は色々ありますが、
一番手軽にできる方法は「室内干し」です。
エアコンなどで室温を上げた状態になると、
空気中により多くの水分を含むことができるので、
洗濯物も早く乾き、湿度も上げることができます。

また、冬にぴったりな鍋も加湿に役立ちます。
身体も温まって湿度も上がって一石二鳥ですね。

他には、天然の加湿器になる観葉植物を置いたり、
掃除の際に、床や窓など面積の大きい場所を水拭きするのもおすすめです。

湿度は、一続きの空間であれば均一化しようとするので、
例えばお風呂上りにドアを開け、キッチンの換気扇などで
空気を動きやすくすると広範囲に加湿できます。

ですが、家の中で温度差が大きい場所があると、
結露してしまいますので、注意が必要です。

室内を快適湿度に保つためには、
まずは家中の温度差を少なくすることが必須です。
そのために必要不可欠なのは、断熱性と気密性です。

既存のお住まいで乾燥対策をされる方は、
結露防止のためにも、サーキュレーターなどで
空気を動かしながら加湿をしてみてくださいね。