皆様、こんにちは。エヌテックです。

東広島市黒瀬町で11月末にお引渡しを行ったお住まいをご紹介します。

ご来場のきっかけは、10年前に出版した「PASSIVE DESIGN」の本でした。
図書館でこの本を借りた際にエヌテックを知り、セミナーへ参加されて家づくりが始まりました。

築年数が経過した既存家屋を解体して新築を計画するか、もしくは空いている土地に新築を計画するかでかなり悩まれておられました。

プレゼンテーションでは、両方のケースで想定される諸条件を元に、2通りのプランをご提案。

熟考の末、建て替えを決意。

以前の建物と同様、前面道路に並行に配置したT様邸。
町並みを意識し、屋根は石州瓦を葺きました。

1階の外壁は焼杉で、2階の外壁はそとん壁を採用。
手仕事感が感じられる素材で、新建材の建物には無い独特の雰囲気を地域に提供しています。

ベンチを設けた広めの玄関土間は和室と繋がっており、腰掛けながら来客された方とゆっくり話ができます。

室内は、無垢の杉板フローリングや窓の内障子、壁や天井には珪藻土クロスを採用し、自然素材を感じられる空間になっています。
また、適材適所に収納を設けたプランで、使い勝手も抜群です。

そして吹き抜けには2匹の愛猫用にキャットステップを設置。
暖かい陽が差し込むキャットウォークや猫用出入口を設けた建具など、人も猫も快適に暮らすことのできるお住まいとなりました。