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Column家づくりコラム

【省エネルギーで快適に暮らす】

皆様、こんにちは。エヌテックです。

2023年最初のコラムです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、冬はエネルギーの使用量が増える季節です。

現在、アメリカや欧州、日本、中国などがCO2実質的な排出量をゼロにする“カーボンニュートラル”の目標を掲げ本格的に取り組んでいます。私たちが家庭で省エネに取り組みCO2の排出量を少なくすることも、地球温暖化対策に大きく役立ちます。

経済産業省の資源エネルギー庁によると、全家庭で消費電力の1%を節電すると、毎日コンビニ約1万5千店舗が消費する電力と同程度のエネルギーが削減できるとの事です。
電気料金の値上がりも続いている中、家庭のエネルギー消費量を見直すことは、家計にも地球にもやさしい取り組みとなります。

今回は、少しの工夫でできる省エネの具体的な取り組みをご紹介いたしますので、ぜひご家族みんなで実践してみてくださいね。

家庭では電気、ガス、灯油などを使って様々な設備機器を動かします。それに伴ってエネルギーが消費されるのですが、こうした設備機器を用途別に分類すると以下の7用途となります。
・暖房
・冷房
・給湯
・照明
・換気
・家電
・コンロ(調理)

では、この7用途はそれぞれがどのくらいの割合なのでしょうか?

最も多いのは家電の23.6%、次に給湯の21%、そして暖房の15.4%となります。このデータは広島県の沿岸部(6地域)の平均的なエネルギー消費量です。

さらに家電の内訳を見てみると、最も多いのは冷蔵庫30%となっています。電気使用量は暖房、冷蔵庫、照明で全体の約3割を占めており、節電の際にはこれらの省エネが大きなポイントになります。

≪省エネの工夫≫
暖房
・晴れた日に日差しが入る窓はカーテンを開ける【削減効果最大5%】
・日射が入らない窓にはカーテンや雨戸、障子などをして熱が逃げない工夫をする【削減効果10%程度】
・着衣に工夫して暖房温度を下げる【削減効果20%程度】
※室内の温度を22℃から20℃に下げた場合

冷蔵庫
・冷やしすぎを避け(「強」→「中」)、扉を開ける時間を減らし、食品を詰め込みすぎないようにする【削減効果1.5%】
・古い冷蔵庫を買い替える【削減効果最大45%】

照明
・点けっぱなしをなくすクセをつける【削減効果14%程度】
・照明器具の電球をLEDに替える【削減効果40%程度】

このように、ちょっとした工夫で快適に省エネな暮らしを実現する方法がたくさんあります。エヌテックに資料請求をいただいた方へお送りしている資料の中に、「住まいと暮らしの省エネガイドブック~ひろしま版~」があります。


このガイドブックは、今回ご紹介した省エネの工夫以外にも冷房、給湯、家電エネルギーなどを減らす方法がたくさん掲載されています。

お気軽にお問い合わせください。

 

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