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Works施工事例

防火地域に建つ木造3階建て二世帯住宅

ご実家が広島市の中心部にあるYさまは、その地域が都市計画で防火地域に指定されていたため、建て替えにあたり当初はハウスメーカーの鉄骨住宅をご検討されていました。ただ、木の家が持つ自然素材の雰囲気も捨て切れず、一度話だけでも聞いてみようと思いエヌテックにお越しいただきました。要望としては、ガレージ・二世帯住宅・3階建て等々。防火地域で木造3階建て住宅を建てる際は、耐火の性能を満たす仕様で建てる必要があり、準防火地域での計画と比較すると数倍もプランニングの難易度が上がります。しかし、SE構法であれば、その仕様における荷重増加もふまえて構造計算が実施でき、骨組みとしての強度も屈強なため、前述の要望にもしっかりと応えることが可能です。結果として、鉄骨住宅よりもコストを抑えることができ、本来の希望である木造住宅で晴れて工事着工となりました。
親世帯と子世帯とは、2階と3階という形で計画。玄関と風呂が共通で、キッチンや洗面・トイレはそれぞれの世帯に備えています。2階は南側のバルコニーに面して2部屋あり、建物中央にLDKを配置。LDKへの採光・導光のため、建具はフルオープンの引き込み戸とし、建具上の欄間部分も壁を無くしました。3階は南側のバルコニーに面してLDKを大きく配置。屋根形状に合わせて勾配天井としたり、小上がりの畳コーナーをつくることで2階とは異なる雰囲気に仕上げました。そして、小屋裏収納として利用できるロフトも計画し、収納量をアップさせました。
Yさま邸の冷暖房は、2階も3階も光冷暖です。入居して最初の夏は猛暑日の連続だったのですが、お母様から「今年の夏は一度も暑いと思ったことが無い。」という言葉に、木造住宅だからこそ可能な高性能な建物と光冷暖とが生み出す快適な住環境の質が表現されています。
ご実家の建て替えということもあり、入居後には「以前は救急車が近くの病院に出入りする音や路面電車が行き交う音がうるさかったけど、新居では全然聞こえなくなった。」と嬉しいお言葉もいただきました。喧騒な市街地だからこそ、建物性能の向上が暮らしに静寂さと豊かさをもたらす好例といえるお住まいです。

Data

  • 土地概要

    商業地域
    道路幅員/南西側8.0m
    敷地面積/84.40m²(25.53坪)

  • 建築概要

    建築面積/63.92m²(19.33坪)
    延床面積/146.88m²(44.43坪)
     1階:61.20m²(18.51坪)
     2階:61.20m²(18.51坪)
     3階:61.20m²(18.51坪)
    施工面積/225.6m²(68.24坪)

  • 家族構成

    夫婦2人+祖父母+子ども2人

  • 建物性能

    Q値:1.90W/m²K
    μ値:0.026
    UA値:0.50W/m²K
    ηAC値:0.9
    ηAH値:1.7
    一次エネルギー消費量:407MJ/(m²・年)
    C値:0.6cm²/m²

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エヌテックの家のお客様に、注文〜完成までの様子や、住んでみての感想をお聞きしました。