第6,191回　不動産事業部の神田です。

今回は、無断熱だった既存住宅の床下・天井に断熱材を施工させていただいた事例をご紹介します。

■ 中古住宅の断熱改修は「価値の再生」

中古住宅というと「寒そう」「隙間風が気になる」「光熱費が心配」といった声をよく耳にします。

しかし、近年では高性能な断熱材や施工技術の進化により、そうした課題をクリアすることが可能になりました。床下については元々の基礎高さにより施工が難しい場合もありますが、
天井については、ほとんどの天井で施工可能で夏の暑さや冬の寒さを軽減することができます。

■ 施工内容｜床下・天井に高性能ウレタンを吹付

今回は、築年数の経過した木造住宅にて、以下の箇所に施工を行いました。

• 床下全面
• 天井裏一面

※断熱前の天井裏

※断熱材がしっかりと充填された天井裏

※断熱前の床下

※断熱が充填された後の床下

施工後は、2階寝室の冷房効率が改善したとのお言葉をいただいております。
夏本番を迎える前に、快適な環境となり私としてもうれしい限りです。

■ エコ住宅補助金も申請済み

今回の改修は、国の省エネ基準を満たす「エコ住宅の断熱改修」として補助金対象になりました。

補助金制度は年度ごとに変動がありますが、対象となる工事内容であれば数十万円単位の支援を受けられる可能性もあります。

こうした制度を活用することで、住まいの性能向上とコストダウンの両立が可能になります。

■ 「中古住宅＋断熱改修」はこれからのスタンダード

エヌテックでは、「いい家を、永く、大切に住み継ぐ」ことを大切にしています。

住宅の売買においても、「断熱性能の高い中古住宅」には確かな価値があります。
買う側にとっても安心材料になりますし、売却を検討している方にとっては資産価値の向上にもつながります。

中古住宅であっても、断熱性能をしっかりと高めることで、高い快適性を実現できます。
現在お住まいの家のリフォームをご検討中の方、または中古住宅のご購入をお考えの方も、ぜひご相談ください。。

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