猛暑を乗り切る熱中症対策
第6,195回 広報企画部の飯田です。
全国で猛暑日になる地域が多く出ていますね。
広島でも今週は30℃超えの日が続いて、一気に蒸し暑さを感じています。

近年の猛暑を背景に、労働安全衛生規則が改正され、6月1日から職場における熱中症対策が義務化されました。
「職場における熱中症対策の強化について」(厚生労働省リーフレット)
https://jsite.mhlw.go.jp/toyama-roudoukyoku/content/contents/002212914.pdf
現場では外気の影響を受けやすいため、夏場の作業は危険が伴います。
暑い中現場で家づくりを行っている職人さんやスタッフの健康を守るために、熱中症対策をしっかりと行い、さらに厳しい暑さが続く夏を乗り切っていきたいと思います。

そして、現場や屋外だけでなく、家の中でも熱中症には注意が必要です。
室内での熱中症の発生も多く、特に高齢者や乳幼児、また在宅ワークをしている方も要注意です。
室内での熱中症の原因としては、
・室温が高くなっているのに気づかない
・エアコンを使わない、節電を優先してしまう
・長時間の作業で水分補給ができていない
・無風状態で熱がこもる
などがあります。

また、屋外での活動後に室内で適切に体を冷やせなかった場合や、就寝時に冷房を切って室温が上がってしまう場合も熱中症のリスクが高まります。
【家の中でできる熱中症対策】
◎温度と湿度を「見える化」する
◎エアコンや扇風機、サーキュレーターで室温を適切に保つ
◎こまめな水分補給・電解質補給
◎窓の外で日よけを行い日差しをカットする
◎涼しく、通気性を重視した服装で過ごす
◎就寝中もエアコンを使用する
ネットやメディアでよく紹介されている内容にはなりますが、今一度、熱中症対策を見直して、まだ実践していない項目がないかチェックしてみてくださいね。

今年のように6月から猛暑が続く年は、早めの対策が命を守るカギとなりますので、今日からできることをひとつでも多く実践して、安全に夏を乗り切りましょう!
熱中症について詳しく知りたい方は、日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトのサイトがとても分かりやすくておすすめです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
https://www.netsuzero.jp/