食洗機予洗い不要の理由
2025.10.24
第6,269回 広報企画部の飯田です。
先日、自宅で使用しているミーレの食洗機のメンテナンスをお願いしました。部品交換を行い、快適に使えるようになりましたが、メンテナンス担当の方から使用に関するアドバイスをいただきました。
「食器を入れる際は、油汚れなどが残った状態で入れたほうが、機械にとっても良い」ということ。
これまで、予洗いしなくても食器が綺麗になるという意味で「予洗い不要」だと思っていましたが、実は機械のためにもそのほうが良いということは、今回教えていただいて知りました。
ミーレ公式によると、高温・高圧でしっかり洗浄する設計のため、食器に汚れが残っていることを前提にプログラムされているそうです。担当の方の話によると、きれいに洗い流してから入れてしまうと、洗浄力が食器だけでは余ってしまい、庫内のパッキンや部品の油分まで奪ってしまうとのこと。
実際、耐熱皿の焦げもきれいに落ちるので、そのパワーを本体に向けてしまうと劣化を早めてしまうという話にも納得です。

※「Life with Miele」サイトより
海外製の食洗機は特に、大きな食べ残しをさっと落とす程度で十分という製品が多いですが、国産の食洗機などは機種によって最適な使い方は異なるようなので、推奨されている使用方法の確認は大切ですね。
毎日使う食洗機だからこそ、長く使えるように、食器にも機械にも優しい使い方をしていきたいと改めて感じました。
ミーレのWebマガジン「Life with Miele」に洗浄力の検証記事がありました。
暮らしについて様々な記事が掲載されているので、気になる方はぜひ下記リンクからご覧ください。
https://life.miele.co.jp/dishwasher-washtest/
