第5,437回　リモートスタッフの渡辺です。

今年の1月まで設計スタッフとしてエヌテックに在籍していましたが、
引越しを機にリモートでエヌテックのお仕事をお手伝いさせて頂いていました。
今回、愛媛県四国中央市という場所から引き続きエヌテックのリモートスタッフとして
お家づくりのサポートをさせて頂き、ブログにも参加することになりました。
再びブログを通して、みなさんとつながることができ嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

今回生まれて初めて四国に上陸しました。
愛媛、そして四国独自の地域性や文化もなどがあると思うので、少しづつ理解を深めていければと思っています。

「愛媛県四国中央市」はその名の通り四国の真ん中に位置し、
瀬戸内海が目の前に広がり、振り向けば山もすぐ近くに迫っていて、とてものどかな地域です。

この地域の方々に土地の特徴を聞いていくと、‟やまじ風”という強風には気を付けて！と言われます。
Wikipediaで調べてみると日本３大局地風の一つにもなっているようで、
後ろに控える山からすごい勢いで風が吹きおろし、車が吹き飛ぶほどの強風のようです。

先日初めてやまじ風警報を聞いたので、前の日には家の周りのものを片付け備えました。
実際に体感してみると、台風のような強風が一晩中吹き荒れ、窓ガラスが割れるのではないか…？と不安になるほどでした。

それでこの辺りの住宅は被害にあわないよう、鉄筋コンクリート造の頑丈な建物が目立ちます。
↓家の周りの住宅。装飾などは少なく、シンプルで頑丈なつくりの家が多い。

広島と同じ瀬戸内海を望む場所に位置していながら、気候や地形の特徴が全く違うことに驚きました。
地域の気候や特徴を読み解き、適材適所の形や素材、デザインを見つけ、
その中でさらに快適さも見出していくことが重要であると改めて感じました。
パッシブデザインの手法にも通じるところがありますね。

色々な地域に住むことは、様々なことに気づいたり視野を広げることのできる機会だと感じています。
日々アンテナを張りながら、家づくりの参考になる情報をお届けできればと思います。