2024年から相続登記が義務化!
第6,158回 不動産事業部の神田です。
こんにちは。エヌテックの神田です。
今回は、これからの不動産管理にとってとても大事な「相続登記の義務化」についてお話しします。
相続登記が「義務」に。なぜ今話題になっているの?
2024年4月から、「相続登記」が法律で義務化されました。
これまでは、土地や建物を相続しても、そのまま登記をせずに放置している方も多かったのですが、これからは放置できない時代になります。
しかも、3年以内に手続きしないと過料(罰金)が科される可能性も、、、。
これから不動産を相続する方も、すでに相続している方も、ぜひ知っておきたいポイントです。
相続登記の義務化、どんな内容?
簡単にいうと、
「相続で不動産を受け継いだら、知った日から3年以内に登記しないといけない」
というルールです。
もし登記をしなかった場合、最大10万円以下の過料が科される可能性があります。
しかも、都市部のマンションだけでなく、田舎の山林や畑も対象になります。
「田舎の土地だから大丈夫」と油断できないんですね。
なぜ法律が変わったのか?
背景には、所有者不明の土地が増えている問題があります。
たとえば、公共工事を進めようとしても、土地の持ち主が誰かわからない、、、。
こうしたケースが全国でたくさん発生して、社会問題になっています。
そこで国は、「もう放置はできませんよ」とルールを厳しくすることにしたようです。
どんな手続きが必要?
相続登記をするためには、
- 戸籍謄本や除籍謄本
- 遺産分割協議書(必要に応じて)
- 不動産の権利証や固定資産評価証明書
などが必要になります。
手続き自体は、ご自身でもできますが、書類集めや法務局への申請は正直なかなか大変です。
通常は、司法書士さんに依頼して進めることが多いですね。
ちなみに、登録免許税という税金もかかりますが、負担を軽くする特例もあるので安心してください。
注意したいポイント
今回の義務化は、これから相続する不動産だけでなく、
過去に相続したものにも影響します。
「昔、親から土地を相続したけど登記していない」という場合も、対応が必要になる可能性があります。
また、すぐに正式な登記ができない場合でも、「相続人申告登記」という簡易な手続きをしておけば、義務違反にはなりません。
エヌテックのサポートについて
エヌテックでは、
「相続したけど、どうしたらいいかわからない」
「古い土地をそのままにしている」
そんなお悩みをお聞きしてきました。
司法書士さんなど専門家としっかり連携して、登記手続きだけでなく、
「売る?」「活かす?」といったご相談にも対応しています。
お持ちの土地にどんな可能性があるか、一緒に考えてみませんか?
ご相談は無料ですので、お気軽にお声がけください。
最後に
相続登記は「いつかやろう」では、間に合わない時代になりました。
放置すれば、手間も費用も増えてしまいます。
ご家族のためにも、大切な資産のためにも、
ぜひこの機会に一度、登記や土地について見直してみてください!
広島市安佐南区の工務店、エヌテックは「パッシブデザイン」「耐震構法SE構法」「快適な暮らしの設計」を柱に、より豊かな人生を送っていただくためのお住まいをご提案いたします。
注文住宅・マンション、戸建てのリノベーションはエヌテックへご相談ください。