無垢床の再生工事
第6,290回 広報企画部の飯田です。
現在売却中の自宅で床のサンディングを行いました。

↑施工前の床です。ここはダイニングスペースなので家具によって傷がついていたり、猫の爪痕や色むらなどが目立っていました。
経年により飴色に変わった床は好きでしたが、凹みも多く、部分的に色も剥げていたので、買主の方に気持ちよく暮らしをスタートしていただけるよう、サンディングすることにしました。
こちらは冷蔵庫を置いていたスペース。新築時からの色の変化がよく分かります。

まずは、1回目のサンディングです。

専用の機械で表面を削っていきます。機械が通った部分から床がどんどん明るくなり、見ていてとても気持ちよかったです。

↑左側が機械が通った後。
次に2回目のサンディングを行います。
今度は機械を変えて、1回目よりも細かく削っていきます。

1回目が終わった時点で床全体が明るくなり、杉板がまるで新築の時のような表情に。まだ深い傷は残っているため、2回目のサンディングでさらに整えていきます。

細かい所は手作業で丁寧に進めます。

2回サンディングを行った床。
以前の傷はどこにあったのか思い出せないほど綺麗によみがえりました。家中に杉の香りが漂います。ここで1日目は終了です。
2日目は、3回目の仕上げのサンディングを行います。

2回目よりもさらに細かいもので削ります。

↑3回目のサンディング終了後。
表面の汚れや古い塗膜、傷を一掃して杉の無垢床が生まれ変わりました。
今回使用した機械は集塵機に接続してあるものなので、作業中に粉塵がほとんど舞うことなく簡易的な養生で行うことができました。

最後は自然塗料を塗布して工事完了です。正直、ここまで綺麗に再生できると思っていなかったので、とても驚きました。
2階の床は1階よりも汚れや傷が少ないため、そのままの状態でお引き渡しを予定しています。1階の床は新たな暮らしの中で、また少しずつ味わいが深まっていくと思います。
無垢床のメンテナンスをご検討の方は、エヌテックまでお気軽にご相談ください。
