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アジアのサクラダ・ファミリア

2026.5.11

第6,396回 不動産事業部の神田です。

今年のGW休暇は、少し長めのお休みをいただき、タイへ行ってきました。

普段は広島で家づくりや不動産に関わる毎日ですが、日本を離れて、
違う街並みや建築、文化に触れてみるのも大切だなと改めて感じた時間でした。

今回は観光も兼ねて、バンコク市内や有名な寺院をいくつか巡ってきました。

今回の旅で特に印象に残ったのが、パタヤにある『サンクチュアリー・オブ・トゥルース』です。

“アジアのサクラダ・ファミリア”とも呼ばれる巨大な木造建築で、1981年から現在も建築が続けられているそうです。

釘をほとんど使わず、伝統的な木組みと彫刻技術によって造られていて、完成までにはまだ長い年月がかかるとも言われています。

実際に中へ入ると、天井まで伸びる柱や、細かく彫り込まれた木彫りの装飾の数々に思わず見入ってしまいました。

「これを本当に人の手でつくったのか…」と思うほどの迫力で、木という素材の可能性を改めて感じる体験となりました。

日本の住宅とは規模もデザインもまったく違いますが、木を扱う職人さんの技術や、長い時間をかけてつくり上げていく考え方には、どこか共通するものも感じます。

普段、現場で大工さんの仕事を見る機会がありますが、やはり“手仕事”には独特の温かさがありますね。

バンコクの街並みもとても印象的でした。

高層ビルが立ち並ぶ一方で、少し路地へ入ると昔ながらの建物や屋台が残っていて、
新しいものと古いものが自然に混ざり合っている感覚がありました。

日本では「整っていること」が安心感につながる場面も多いですが、タイの街には少し雑多で、
それでも活気がある面白さがありました。

高い場所から街を見下ろしていると、建物だけではなく、
その街で暮らしている人たちのエネルギーのようなものまで感じられる気がしました。

海外へ行くことで改めて、日本の住宅や街並みは本当に丁寧につくられているなと思いました。

一方で、海外の建築には自由な発想や大胆さもあり、「こうでなければならない」が少ないようにも感じます。

家づくりでも、正解は一つではありません。

性能や使いやすさはもちろん大切ですが、暮らす人がどんな時間を過ごしたいのか、どんな空間が落ち着くのか。

そういう部分も含めて考えることが、住まいづくりには大切なのだと思います。

普段の仕事だけでは気づけない視点をたくさんもらいましたので、今後の仕事に活かしていければと思います。

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