NTECPASSIVE DESIGN

Staff Blogスタッフブログ

自分の居場所である「住まい」は、どう生きたいかの現れ

第4,200回 設計の谷口です。

料理研究家・有元葉子さんの言葉です。
先日、お客様宅で設計ヒアリングをした際に、どんな本を読んでいるかという話題になり、有元葉子さんを教えていただきました。
さっそくアマゾンで検索をし、「有元葉子 私の住まい考」という本を読みました。

これまで、17ヶ所ほどの場所で暮らしてきたという有元葉子さん。
この本は5章構成になっており、第1章ではこれまで暮らしてきた住まいの共通点を考えることで、大切にされている事柄について具体的な内容が紹介されています。
第2章から第5章までは、現在暮らしている東京の家、スタジオ、長野の家、イタリアの家について書かれていて、どの家も魅力的な暮らしをされている様子がいきいきと感じられます。
興味深い文章も多々あり、「家はぬか床と同じです、空気を入れないと」、「掃除やメンテナンスの手を抜かないことが、家をいきいきとさせる」、「近所に食料品店があれば、そこがわが家の食品庫と考えればいい」、「樹木がある、そこを通るたびに「ここはなんだか気持ちがいい」と人が感じる」、「緑を間に人と話すと体の中に新鮮な空気が入ってくる」などなど。

そして、今日のブログのタイトル「自分の居場所である「住まい」は、どう生きたいかの現れ」という表現は、昨今の日本ではあまり感じられなくなったご近所づきあいについて、隣人と関係性を持つことの素晴らしさを述べられている場面で登場します。

建築やインテリア、収納などだけを住まいと考えるのでなく、自分では変えられない「家の中から見える景色」や「家の周りで暮らす隣人との関係」を肯定的に捉えることで見えてくる豊かな暮らしを教えてくれる一冊です。
ご興味のある方はぜひご一読下さい。

Category /

私たちの最大のミッションは、「お客様に幸せになっていただくこと。」

エヌテックの家づくりへのりをお届け。気になる技術・仕様などをより深く掘り下げます。