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世界遺産の島・厳島で

第4,280回 設計の谷口です。

日本には現在、世界遺産が23(文化遺産19、自然遺産4)あり、私達が住む広島県には、原爆ドームと厳島神社の2つがあります。
厳島神社のある宮島は、廿日市(はつかいち)市という行政区にあり、年間400万人以上の観光客が国内外からやってきます。
廿日市市の人口が11万人なので、この小さな島にそれだけの人数が毎年来ると思うとゾッとします。

宮島の正式名称は厳島で、島自体が国の特別史跡であり特別名勝に指定されています。
平たく言うと、島が国宝級だということです。
このように、特別史跡かつ特別名勝に指定されている所は、厳島の他は金閣寺や銀閣寺のような庭園しかありません。
したがって、日本でも極めて稀なこの場所で建築の工事を行うとなると、当然その前段階の許可を得る作業にたいへんな時間がかかってしまいます。

現在、改修工事の相談を受けている案件があり、今年の夏にはその調査を実施しました。
宮島の街並みは、伝統的建造物群保存地区に指定されているので、改修に際しその補助金の交付申請も行ったりします。

そんな状況にいますので、昨晩ちょうどタイミングよく開催された、日本建築家協会中国支部主催の講演会に参加してきました。
講演のタイトルは「宮島の町家・町並みの特徴・魅力、その再生」。
広島工業大学名誉教授の森保洋之氏による約2時間の講演でした。

7つの話題に整理して、宮島の建築的魅力を熱く語る先生の姿にとても感動したのと同時に、これから予定している工事についても改めてその歴史的重要性を認識いたしました。

人が暮らす国宝級の島、世界遺産を抱える世界有数の島において、今回の貴重な工事の機会を大切にして取り組んでまいりたいと思います。

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