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洗面洗濯脱衣室

第5,255回 設計部の大津です。

皆さんは、「洗面室」と「洗濯室」と「脱衣室」は別々派でしょうか?それとも「洗面洗濯脱衣室」と一部屋にまとめても気にならない派でしょうか?
こちらの三部屋は、別々に計画するかまとめて一部屋で計画するか、家族構成や過ごし方等によって部屋の形は様々だと思います。

まず、これらを一部屋にまとめた場合に考えられるメリットはこのような事が考えられます。

・脱衣した服や洗面で使用したタオル等の洗濯導線が短く、負担になりにくい。
・三部屋をまとめる事で広さが確保でき、衣類を着たり脱いだり、入浴後に身体を拭く等の動作にゆとりが出来る。
・家事導線が短くなり、負担が軽減する。

等があります。逆にこんなデメリットがあります。

・誰かが入浴していると洗面台が使いにくい事や洗濯を干したり等も自由に出来ない。
・洗濯物が干してあると、それが邪魔で自由に動きが取りにくい。(天井高さが低い場合)

等があります。

これらの点を踏まえて、今回は、一部屋にまとめたお住まいを紹介します。

写真のお住まいでは、洗面や洗濯周りの物を鏡付の吊棚やカウンター右下の両開戸に収納でき、ガス乾燥機(幹太くん)をカウンター左下に設置する事で洗濯機から取り出した衣類等を投入出来るようにいています。
また、排湿管のメンテナンスがしやすいように、カウンター上から覗ける開口も設けています。

洗濯機上は下の写真のように、可動棚が2枚ありバスタオル等のタオル類が収納できます。
下の棚にはパイプを取り付けハンガー等が収納できるようになっています。
左の固定棚は、洗濯洗剤がメインで置ける場所です。

何をどのように使っていくか、自分たちがどのように暮らしていくか又は暮らしていたかを、特に水回りは考慮しなければいけないと思っています。
今後のお住まいを検討の際には、「洗面室」「洗濯室」「脱衣室」を別々にするかまとめるかを、メリットとデメリットを踏まえて検討してみて下さい。

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