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パッシブデザイン勉強会⑤

第4,098回 設計部の大津です。

今日も5回目となる「パッシブデザイン勉強会」が行われました。
今日のテーマは「目標値について」です。
「温熱的快適性」「健康性から考える目標室温」について話していこうと思います。

「温熱的快適性」
温熱的快適性とは、体温の変化によって感じる「暑い・寒い・ちょうどいい」を指します。
その感覚は人それぞれですが、要素を決めるものには次の写真のようなものがあります。

この中で建物のあり方に大きく影響するのが、
「空気の温度」「室内の表面温度」「人体周囲の気流速」です。
「空気の湿度」も重要なのですが建物のあり方でコントロールするのが難しいため、
上の3つの要素を考えていくのがよいでしょう。

3つの中でも基本となるのは「空気の温度」です。
1年中温度を一定にするのは難しいですが、少しの温度調節は服を着ることで補えます。

そのことを考えながら、目標として「夏:20度くらい」「冬:27度くらい」を目標とします。

「健康性から考える目標室温」
冬の室温は健康性に大きく影響します。
室温を高くするには断熱性能を適切にすればよい話しです。

上の表を見ると、断熱グレードが上がるにつれて疾患の改善率も上がっています。
このように、明確ではありませんが、断熱性能を向上させれば健康性も向上するということです。

今さらかと思いますが、なぜここでは冬を優先して話しを進めているかというと
夏は熱中症、冬はヒートショックという話題が多く報じられています。
熱中症よりヒートショックで亡くなられている方が多いため
冬を優先して考えれば、ヒートショックになる可能性は低くなり、健康性も向上します。
もちろん、夏の事を考えないわけではありませんが…

 

目標値についてまとめると…

〈 冬 〉
居室…20度(15度以上)あたりで継続を目指す
居室と非居室の温度差を5度前後にする事

〈 夏 〉
居室…27度(32度以下)あたりで継続を目指す

このようになります。

温度調節は自分で判断できる場合が多いので、特に難しいことはないでしょうが
建物の性能といったところは会社によって違うこともあるので
実際にお話しを聞いてみるのが一番良い方法でしょう。

エヌテックでは、個別相談会やパッシブデザインセミナー、暮らしの見学会などといった
建物の性能についても詳しく聞けるイベントが設けられていますので
まずは、HPの方をご覧になってください。

 

 

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