昼と夜の外観
2025.11.14
第6,284回 広報企画部の飯田です。
帰宅する頃には陽が沈んでいるこの季節は、昼に見る外観と、夜に灯りがともった時の雰囲気の違いをあらためて感じることがあります。
今日は昼と夜の外観を写真でご紹介いたします。

こちらは廿日市市のお住まいです。(施工事例はこちら)
日中は焼杉の落ち着いた黒と、レッドシダーのアクセントが自然光の中でくっきりと浮かび上がり、外壁の凹凸や木目の表情まで感じられます。

植栽の緑が鮮やかで、玄関へ続くアプローチ全体が明るく開かれた雰囲気に。

一方で、夜になると玄関ポーチに灯る光が、道しるべのように迎え入れてくれます。照明に照らされた木が昼とは異なる落ち着いた表情を見せてくれます。
玄関まわりの照明は、光の当たり方によって段差の見え方、素材の質感、外構の影の出方が大きく変わってきます。ポーチ灯や足元の照明を整えることで安全性と心地よさの両方が高まります。
こちらはHolzhausのアプローチです。


植栽が豊かなアプローチでは、夜の光が葉一枚一枚に表情をつくり、昼よりもしっとりと落ち着いた雰囲気に。通りから建物を見たときの安心感や入りやすさにもつながり、夜の見え方を整えるだけで建物全体の印象がぐっと洗練されます。
昼と夜の写真を見比べると、同じ建物でも光の使い方でここまで印象が変わることがよく分かります。家づくりの際には、夜にどんな表情になる家なのかということも、ぜひ想像してみてくださいね。