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本と動く棚と動かない棚。

第5,038回 設計の木村です。

以前私のブログで本棚についていくつかご紹介しましたが
今回はこれまで手掛けた造作本棚について少しお話します。

こちらは埋め込みの本棚です。

 

仕切り板と端の板に、棚を固定するためのダボレールという棚受けを取り付けている事で高さ調節が可能な可動棚です。
壁に埋め込まれていることで空間もすっきりして無駄がない空間づくりに繋がっています。

 

こちらも上写真同様、杉材を使用している可動棚です。

エヌテックでは基本仕様として床材に杉を利用している為、
本棚も杉で造ることで全体的に統一された雰囲気に仕上がります。

 

 

また、こちらはホワイトオークというブナ科の広葉樹を使用したもので、
幅約2,600mmの壁・2,400mmの天井にきっちり納まるよう計画した本棚です。
ホワイトオークは耐水性・耐久性に優れ、硬い材質なので
本棚のように重さのある物を収納する家具に適しています。

先程の写真は可動棚でしたが、こちらは上下に動かす事の出来ない固定棚です。
固定棚としてのメリットは可動が出来ない分重力に対し 安定した耐久性がある事、
棚受けにかかるコストが必要無い事、等が挙げられます。

 

本読みの方からすると、本を読めば読むほど収める棚が必要になり
読んだものは記録として残して置いたり、また読む機会に備えて蓄えたりと結局捨てられず…
となると求める収納量は増える一方ですよね。

それでも読みたくなるものですから本も罪深いなぁと思います…

私の最近の愛読書です。

伊坂幸太郎さんの「逆ソクラテス」という小説です。
人の持つ先入観に対して小学生が立ち向かう短編小説集です。

面白いのでぜひ。

 

 

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