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1階リビング?2階リビング?

第5,114回 設計の谷口です。

本日は新築住宅のプレゼンテーションを行い、いろいろと悩み抜いた結果、1階リビングプランと2階リビングプランの2通りをご提出させていただきました。
お客様からの反応も上々で、これからの打合せも楽しみに思っています。

エヌテックでも2階リビングのお住まいが年々増えております。

家の中央に階段とトップライトを配置した西区のF様邸。

南側にご実家が隣接し、採光を得る為に2階リビング案を採用した東広島市のT様邸。

駐車スペースを確保するために2階リビングにし、子供部屋も2階にある呉市のO様邸。

理由は様々ですが、その土地のポテンシャルを最大限活かすことが出来ると思いどれも計画したお住まいです。

上下階の移動の頻度が暮らし始めてからどのようになるかをお客様と打合せをしながらプランを練っていきます。

 

一方、1階リビングの時によく計画するのは、LDK+吹き抜けという形です。

リビング上を吹き抜けにして、突き出し窓のある2階書斎へ空気の流れを伝える廿日市市のH様邸。

改修工事の際に吹き抜けを設けて、明るい食卓を実現した東区のI様邸。

晴れた冬は無暖房を実現するパッシブデザイン全開の安佐南区のM様邸。

どの事例も吹き抜けがある事で自然と上へ(空へ)視線が向き、上下の開放感を得られるのがたまりません。

1階リビングも2階リビングもそれぞれの良さを引き出すために、様々な建築的な工夫をいつも考えながら設計を行っています。
何事もそうですが、メリット・デメリットは必ず存在しますので、自分達にとってはどうなのかという視点で捉えると整理がしやすいのではと感じます。

ちなみに私の家は1階リビングですが、洗面やシャワールームや洗濯スペースは2階にあります。

夜寝る時は、洗面で歯を磨いてすぐに寝室に行けてとても便利ですし、このスペースの分だけ1階LDKを広く確保できています。
一方で、朝の準備の時は一度1階に下りて朝食を食べ、再度2階に上って身支度をしています。この点は暮らす人によって感じることは様々でしょうが、私は朝のちょっとしたいい運動になってるなぁと思って、特に気になっていません。

多くのお客様にとっては一生に一度の家づくりですので、間取りを眺めながら何回もその家で生活している気分になってぐるぐると動き回って想像していただけると幸いです。

 

 

 

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