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あの日から77回目の8月6日

第5,326回 設計の谷口です。

8月6日(土)、広島は77回目の原爆の日を迎えました。
8時15分には、家族でテレビの平和記念式典の中継を見ながら黙祷を行いました。
年長の息子は、「昨日保育園で(黙祷を)やったー」と言っており、保育園児に対しても平和学習を行っていることに感謝いたしました。


(写真はNHKのニュースページより)

今年は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻もあり、核の脅威が例年にも増して感じられています。
テレビでもここ最近は戦争や原爆の特集が報道されており、広島に暮らす人間として改めて平和の尊さや人類同士で争う愚かさを考えさせられます。
ウクライナでの戦争のニュースは、開戦当初は終日報道もあり悲惨な情報も入っていたので、精神的にも危うくなるような状況でしたが、日に日にその報道も下火になっているのが現実かと思います。
しかしながら、ウクライナでは現在進行形で戦争が行われている事実があり、ロシアという戦争をしかけている国が存在します。
原爆の被害の映像を見ると、ある日突然その暮らしが奪われ抵抗もできないまま亡くなったり負傷したり今でも後遺症に苦しんでいたりすることが、同じ人間の手によって行われた行為が原因であると思うと、この惨事を決して繰り返してはならないと強く感じます。

先日、NPT(核拡散防止条約)再検討会議に出席した岸田総理は、ヒロシマ・アクション・プランという行動計画を掲げ、その中のひとつに、「各指導者や若者の被爆地訪問の促進」という項目があります。
世界中の人々に広島や長崎の現地で体験していただきたいのはもちろんですが、様々な工夫を凝らして現地に行けなくても、原爆がもたらす惨事と絶望感を世界中に伝えられるような取り組みもぜひ行ってもらいたいと思います。
私達もできることから少しずつ始めていきましょう!

 

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